
アメリカン オプティカル社(以下AO)は、マサチューセッツ州サウスブリッジに設立 されました。現存する眼鏡メーカーとしては世界最古となります。そして、今日に至るまで、眼鏡産業の発展に他に類を見ない程の目覚しい貢献をしてきました。眼鏡フレーム、レンズ、保護眼鏡、サングラス等の眼鏡関係の分野で常に市場リーダーであり続け、さらに精密機器、医学、電子工学、自動車、および軍事関連の高品質で高度先端技術を要する製品および部品製造の分野で、 世界でも屈指の供給者となるまでに成長しました。
眼鏡産業界で初めての縁なし眼鏡を生産。これは、今日でも消費者の間でも今だに人気のあるデザインです。
現在では良く知られているケーブルテンプルを開発。それまでの眼鏡のテンプルは硬く、真直ぐなものでしたが、当時の主な乗り物であった乗馬ではずり落ちてしまいました。
乗馬用として開発されたこのテンプルは当時ライディングテンプルと呼ばれていました。
アメリカで初の金張り製のフレームを製造。近年に至るまでに金張りフレームのトップメーカーとして君臨しました。
長年の研究期間を経てAOの科学者達は、 紫外線と赤外線を高数値で吸収するオリーブ色のレンズ「カロバー・レンズ」を開発・生産。このレンズは第2次世界大戦に先駆けて軍隊と海軍に標準装備されました。
アメリカ軍のパイロット達に目快適さ提供するために、「フライトゴーグル58」(現在のFGオリジナルパイロットサングラス)が生産されました。
このオリジナル・パイロットというサングラスは、現在もマサチューセッツ州のサウスブリッジにあるアメリカン・オプティカル工場団地において生産されています。
アポロ11号による世界初の月面着陸の際、司令官二ール・アームストロング氏とその乗務員達によって使用されたのがAOのオリジナル・ パイロットサングラスです。その時使用された製品は、現在首都ワシントンにあるスミソニアン・エアー・スペース博物館にて永久的に展示されています。
その後、これらのAOサングラスは映画「イージー・ライダー」に出てくるバイク乗り達や、「トップガン」のパイロットなど数多くの映画で使用されました。また、 最近のものではスコット・カルバート監督作品の「デュースワイルド」や、ロバートデニーロ主演の「タクシードライバー」でなどで使われています。日本国内でも、「蘇る金狼」で松田優作が使用していた事はあまりにも有名です。
日本の総代理店ブロスジャパンMとの契約を期に、ブロスジャパンMによるAOクラシックフレームの復刻製造が始まりました。アメリカ サウスブリッジのAO工場には古き良きAO職人はいなくなってしまいましたが、日本の鯖江の眼鏡職人達の手で、AOクラシックフレームが蘇り全世界へ供給されています。これが現在のクラシックブームの原点となっています。現在はジョニーデップ、ロバートデニーロ、陣内孝則氏、清水圭氏、テリー伊藤氏・・・等多くの方々に愛用されています。